身体を変えれば明日は変わります

ごあいさつ
~漢方と私たちとの取り組み~
漢方専門薬局を立ち上げ25年が経ちました。

『一陽館薬局』は、古都奈良で25年、大阪、京都、兵庫から三重、愛知といった関西および近隣エリアはもとより全国からご来店またはオンラインでのご相談が信頼を得ています。
不妊、婦人病、自律神経症状、免疫不調のご相談を得意としています。

なぜ「漢方」でなければならないのか

日本古来の伝統医学「漢方」は、歴史的に蘭方(西洋医学)で解決できない諸症状の改善を得意とし現代も進化し続けています。
古典的には漢方も中医学も起源は同じですが、日本と中国の発展した医学の風土といった点で違いがあります。
病名本位に偏らずお客さまの「体の声」に耳を傾け、寄り添うことが一陽館薬局で実践する「漢方」なのです。

こんなことでお困りの方は『一陽館薬局』へご相談ください

花粉症

不妊

自律神経

免疫不調

婦人病

『一陽館薬局』店舗のご案内

奈良店の情報

「花粉症」を漢方で克服しませんか

日本では人口の約4割、約5,000万人が花粉症経験者であると推定されています。
鼻水、鼻づまり、のどや耳のかゆみ、肌荒れ、くしゃみ、目のかゆみや充血、頭痛などの症状を緩和します。

鼻水、くしゃみ

鼻水が止まらない

鼻づまり、目のかゆみ

肌荒れ、だるさ

さらに漢方療法の特長として注目いただきたいのは、「対症療法」(=症状緩和)に限らず、「根治療法」(=発症原因である体質を改善する)にあります。
軽度の花粉症であれば、対象の期間だけ薬を服用して乗り切れるかもしれません。
ですが、表面的な症状だけでなく微熱やだるさが続いたり、春先だけでなく年間を通じて何らかのアレルギー症状が出たりするようなタイプの方は、不快な症状により睡眠の質の低下、集中力を欠如などお仕事や日常生活にも影響が及ぶこととなり、QOL(生活の質)の低下を招くことにもなります。

漢方による花粉症の改善

先天的体質だけでなく、さまざまな環境要因による体質変化や、日常のストレス、過労、食生活の乱れなどによって、免疫力や抵抗力が低下している場合、症状も悪化しやすくなります。
そのため、ひとことで「花粉症」といっても、体質や原因によって必要となる漢方薬が違ってきます。
一陽館薬局では、お一人おひとりの環境や体質、症状に応じ最適な漢方療法をご提案し、季節によらず快適なQOLを保つためにサポートしています。

漢方では花粉症は体全体(「気」「血」「水」)のバランスの乱れによって起こると考えます。
花粉や気候変動(風・寒・熱・湿)といった外部の要因が「邪気」として体に影響を与えます。

「鼻水、くしゃみ」
・・・風寒(ふうかん)型

  • 特徴:サラサラとして透明な鼻水、くしゃみが頻繁に出る。
    寒さや冷たい風で症状が悪化しやすい。
  • 原因:体に入り込んだ「風邪(ふうじゃ)」と「寒邪(かんじゃ)」により、気血の流れが妨げられることで、花粉への抵抗力が低下している。
  • 治療方針: 身体を温め、邪気を発散させる。

「鼻水が止まらない」
・・・水毒(すいどく)型

  • 特徴: 流れ出る鼻水が止まらない、鼻づまりやむくみがある。
    雨の日や湿気の多い日に悪化しやすい。
  • 原因: 体内の余分な水分(湿邪)が「水毒」となり、鼻や喉に滞っている。
  • 治療方針: 水分代謝を改善し、余分な水分を取り除く。

「鼻づまり、目のかゆみ」
・・・風熱(ふうねつ)型

  • 特徴: 黄色っぽく粘り気がある鼻水、目がかゆく充血する。
    気温の上昇や空気が乾燥する環境で悪化しやすい。
  • 原因:体内にこもった「風邪」と「熱邪(ねつじゃ)」により、粘膜が炎症を起こしている。
  • 治療方針: 体内の過剰な熱を冷まし、炎症を鎮める。

「倦怠感、肌荒れ」
・・・気虚(ききょ)型

  • 特徴: 全身がだるい、疲れやすい、皮膚の赤みやかゆみ、慢性的な不調。
    虚弱体質や免疫力が低下している状態で起こりやすい。
  • 原因: 体を守る力「衛気(えき)」が不足しているため、花粉などの異物(外邪)に対する防御力が弱っている。
  • 治療方針: 気を補い、体力や免疫力を高める。

アレルギー体質の改善について

アレルギー症状に対する根本的緩和につきましては、五臓六腑でいうところの肝経、心経、脾経、肺経、腎経等が複雑に影響していることが多く、お一人おひとりの体質、症状に応じて対策が異なってきますので、ご予約の上ご相談ください。

漢方相談を受けたい

漢方で「不妊」から脱出しませんか

不妊治療の現実

(最新2022年日本産婦人科学会発表より)
2022年の体外受精は過去最高55万件に迫る件数(54万3630件)でした。
その中で妊娠件数は10万5233件、出産件数は7万5172件。
実数としては増えたものの確率としてはなかなか厳しいと言わざるを得ないのが現実かもしれません。※
多くのかたが不妊治療(体外受精)に大切な願いを託し、最高水準の治療を受けた結果を、どう受けとめられますか。

https://www.jsog.or.jp/medical/641/

治療件数は世界最多、出生率は低いARTの現実

ART(生殖補助医療)とは、体外受精や顕微授精といった自然妊娠が難しい場合に医療の力を使って妊娠をサポートする技術の総称です。

妊娠率の現実

治療周期数は39歳から42歳の年齢層が多く、一方、妊娠周期数や生産周期数は35歳から36歳を境に減少に転じており、年齢が上がるにつれて妊娠率は低下し、流産率は上昇することは多くの方が承知されていることと思います。
では、ARTの回数と妊娠率、出産率の関係はどうでしょう。
妊娠率が最も高い20代~35歳前後でも50%には達しておらず、この世代でも6割くらいの方は1回の体外受精では妊娠できないのが現状です。

移植回数ごとの「1回あたりの妊娠率」(凍結融解胚移植の場合)

移植回数ごとの「1回あたりの出産率」(年齢別)※凍結融解胚移植を基に算出

出産率は妊娠率(胎嚢確認率)より10~15%低くなります。
40歳以上では、流産率が高くなるため出産率はさらに低下し、43歳以上では、1回あたりの出産率は1~5%と非常に低いことがわかります。

(参考) 厚生労働省「不妊治療の実態に関する調査研究 最終報告書」

お伝えしたいのは、妊娠することがとても難しいことである、という悲観的なことではなく、病院で治療を受ければ妊娠できるという思い込みを一度リセットして、「治療の必要性」や「治療の進め方」などを主体的に見直すとともに、妊娠に適した体調整備の重要性に気づいていただきたいのです。
身近な人から「体外受精で授かった」という声を聞き「体外受精は効率よく妊娠できる」と思われる方もおられると思いますが、うまくいっていない人が「体外受精で授かることができない」と口外されるでしょうか?
“うまくいった・いかない”は表裏一体ともいえるのではないでしょうか。

2022年4月からART治療が保険適用になり、体外受精・顕微授精の1回あたりの自己負担額は 約10~15万円。以前とくらべて1/3程度になりましたが、年齢制限(43歳未満)や治療の進め方などに条件が設定されています。
先進医療(タイムラプス、ERA検査、PGT-A など)は保険適用外のため、全額自己負担です。
制限の中で複数回の治療でもうまくいかないとなると、結局のところ自己負担は大きくなっていきます。

ただし、ここでは体外受精・顕微授精の成功率という点において述べましたが、あくまでも私たちが目ざすのは出産です。赤ちゃんもお母さんも元気に出産を迎えていただきたいと心から願っています。
そのために一陽館薬局では、お一人おひとりにしっかり寄り添いながら、お客さまを“丸ごと”サポートしてまいります。
ART成功のカギは「年齢」と「卵子の質」、そして「妊娠維持に適した子宮環境」を忘れてはならないと思います。

「妊活」という表現だけでごまかすことをやめませんか

妊娠に向けての積極的な活動として、「漢方」も「妊活」のひとつと考えられているかもしれませんが、実のところ漢方の立ち位置は妊活以前の“体そのもの”の問題解決にあたります。
最後の砦ではなく、はじめの一歩なのです。
それぞれが抱える環境や「妊娠を妨げるお体の状態」を改善していくことが最優先であり不可欠であり最短ルートで願いを叶えることであると考えます。

根本的な違いとして、一陽館薬局の体質改善では妊娠しやすい環境に整えるためには、特に骨盤内血流が安定していること、発育の土壌となる子宮内膜の厚さや質が妊娠を継続するため十分な精(エネルギー)を準備していることが不可欠であると考えます。
「漢方でなければならない理由」のひとつはここにあります。

骨盤内血流の整え方

多くの血液が停留する骨盤腔内では、瘀血(=血流の滞り)が生じやすく、子宮や卵巣、卵管といった器官にも血行不良が起こりやすい背景があります。
瘀血は古来漢方でも「血の道症」という婦人科系疾患(子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫など)の原因とされてきました。
現代では初潮から妊娠までの年月が長くなったこともあり“滞り”が長期化することで悪化を招いているのも不妊の要因といえます。
経血(生理の出血)にレバー状の塊が混じっていたり、暗赤色でドロッとした経血だったり、生理痛がひどい、日常的に下腹部の冷えを感じるなどは要注意です。
一陽館薬局では従来からの「血の道症」に効能をもつ漢方処方をさらに応用し、現代女性に特徴的な少し複雑な瘀血体質にもアプローチすることにより実績を上げてきました。

発育の土壌となる子宮内膜の厚さや質の整え方

子宮内膜をつくるには月経血が十分に足りていることから始まります。
体質的に血虚(=血液不足)では子宮内膜の材料も栄養も不足してしまいます。
血虚の根底には脾虚(=胃腸虚弱)体質があるのも見逃せない点です。
胃腸の力が弱いと食事を消化吸収してしっかりと栄養に変えることができず血液をつくる材料が不足してしまうからです。
一陽館薬局では具体的な指標として、子宮内膜においては月経後から約1.0mm/日厚さを増すことから着床する時期には12ミリを目安として漢方でより好ましい環境へと整えます。(西洋医学では、諸説あり)

一陽館薬局でしかできないこと

「体づくり」は容易なことではありません。過去からの食事や生活習慣のすべてが現在の体質につながっているからです。
あなたにとって本当に必要な妊活の根本はすべてあなたご自身にあります。

  1. 妊娠を妨げている要因の解決
  2. 妊娠しづらい体質の改善
  3. 出産まで維持できる体のバランス

年齢的な変化や不妊治療の影響などをていねいに考察して、マイナス要因を減らすことでプラス要素を増やすことが成功の秘訣だと考えています。
ある側面ではプラスに見えても体のバランスを崩すものは結果的にマイナスとなってしまいます。

あなたの漢方やサプリメント間違っていませんか?

NG1「当帰芍薬散」の誤用

漢方薬は安全性が高い、効果がマイルド、などのイメージが先行し、おおよその女性に何らかのメリットがありそうと思われがちですが、実際は、漢方薬と体質はカギと鍵穴のような関係です。
漢方薬は体質に合わない場合、身体の中ではしっかり副反応を起こしています。
正しく処方を解釈するほど、妊娠を望む現代女性の体質には使用頻度が極めて少なく実際に妊娠に最優先で必要だったケースは1割にも満たないといえます。
妊娠しづらい体質では「陰虚」(=水分、分泌液、潤いの不足)が問題となることも多く、「陰」補い増やすことが求められますが、当帰芍薬散は「利水剤」といって水を体外に排出させるような作用もあるため「陰虚」を助長することが考えられます。
現代人の瘀血体質に関しましては全く改善できないといっても過言ではありません。

「陰虚」が考えられる例
  • 経血量の減少
  • 卵子の質がよくない
  • 排卵前のおりものが減少
  • 日常的におりものがほとんどない
  • 排卵日が早くなってきた
  • 子宮内膜が薄いと言われる
  • 基礎体温の低温期が高い

NG2「サプリメント」の誤解

一陽館薬局へご相談に来られるお客さまの中には、漢方を始める前にご自身で選んだ何種類ものサプリメントを長期間にわたって利用されているかたもおられます。
社会的背景を受け、妊活に関する情報は溢れており、広告やインターネットの情報、話題性、知人からの紹介など、必ずしも品質や有用性を十分に確認して選ばれたわけではなく、漫然と飲み続けられるケースも見受けられます。
品質や有用性を理解したうえで、ご自身にとって何が本当に必要かを見極めるのは容易ではありません。
健康食品やサプリメントは医薬品と異なり、厳しい規制もないため利用者でさえも表示内容や含有量などの詳細をきちんと把握することは難しい点も妊活サプリメント選びの盲点となっているのかもしれません。

「本当に自分に合ったものを知りたい」とお悩みの方は、ぜひ一陽館薬局にご相談ください。

病院で不妊治療だけでなくサプリメントを推奨されたり、栄養士が監修などの栄養補助製品を利用されているかたでは“妊娠するためには必要!“と確信して続けていると聞かれることがありますが、体質改善とは別のものです。
検査で不足が確認された成分を補給したり栄養管理をすることは必要な場合もあるかもしれませんが、妊娠しづらい体質を積極的に妊娠を迎える体質に向けて整えていくこととは区別して考えることが大切です。
このような観点から、「妊活サプリ」と謳うものの中には作用が激しいものもあり、漢方的に陰陽バランスを壊すものも多々見受けられますので摂取を避けるべきであるといえます。

一陽館薬局が「子宝漢方」を開発した理由

漢方を専門として25年。
1,000名を超える妊娠成功例と50代女性の妊娠成功をサポートしてきた豊富な不妊相談の実績から、既存の漢方薬だけではすべての方の体質に対応しきれない部分があることに気付きました。
現代における妊娠を望まれる方々の状況・体調・体質を考慮した場合、既存の漢方薬では補いきれない部分・調整しきれない部分を「和漢」や「動物性」「植物性」の材料に頼らざるを得なかったために、独自の理論と実際の成功例を解析し組み合わせることでより現代人の体質に合った、より複雑なタイプにも対応できる処方を開発しました。

詳しくは『一陽館薬局ホームページ』https://www.ichiyokan.jp

今から変わる!明日が変わる!

日々の相談において漢方薬の間違った服用やサプリメントの誤認識によって身体のバランスが変わってしまい、妊娠する方向には向かわずに遠回りを繰り返してこられた方々の相談が多すぎ、非常に残念な思いをしています。
実績に裏付けられた「体づくり」は、薬の専門家である薬剤師が正しい理解のもとに実現できることではないでしょうか。

一陽館薬局の不妊相談は全国対応です。
以前ならご遠方のかたは宿泊をともなってご来店いただいておりましたが、今ではご来店やお電話だけでなくオンラインでリアルタイムに直接お話しすることも可能になり、時間も交通費も節約しながらしっかり寄り添うことができるようになりました。
都市部はもとより地方にお住いのお客さまのご相談が多いのも一陽館薬局の特長です。
ご相談いただくためのお客さまの少しの勇気をお待ちしております。

漢方相談を受けたい

「自律神経失調」を漢方で回復しませんか

どうしてこんなに疲れやすいのだろう?
いつもどこか調子が悪い・・・
多くの場合は病院で検査を受けても異常がないため漠然とした対処法でやり過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
積極的に活動すべき時に体がついてこない、静かに休むべき時に休みきれない、つまり「活動」(=交感神経)と「静養」(=副交感神経)の切り替えがうまくいかないため、心身の調和がとれなくなっているのかもしれません。
症状に応じて対症療法で不調を緩和するだけでなく、いったん崩したバランスを取り戻すことが大切です。

自律神経失調症の症状

心と体のアンバランスが主な原因となることが多く、身体面にも精神面にも不調が及び、ストレス管理や生活習慣の改善が大切です。
漢方ではカラダを構成する基本的な要素である気血水のバランスの乱れを整えて諸症状を改善します。

身体的な症状

「気」の乱れ

  • 疲労感・倦怠感:十分に休んでも疲れが取れず、全身がだるいと感じる。
  • 頭痛やめまい:血流が不安定になり偏頭痛やふらつき、立ちくらみが起きやすい。
  • 動悸・息切れ:心拍が急に速くなったり息苦しさを感じたりする。
「血」の乱れ

  • 手足のしびれや冷え:末端の血流が悪くなることで、手足が冷えたりしびれる感覚がある。
  • 肩こり・腰痛:筋肉が緊張しやすくなるため、慢性的な肩こりや腰痛が起きる。
「水」の乱れ

  • 胃腸の不調:胃が重い、食欲不振、下痢や便秘などの消化器系の不調が起こりやすい。
  • 発汗異常:過剰に汗をかいたり、全く汗をかかなくなったりする。

精神的な症状

「気」の乱れ

  • イライラ・不安感:そわそわ落ち着かなくなったり、些細なことでイライラする。
  • 集中力の低下:注意力が散漫になり、物事に集中しづらくなる。
  • 睡眠障害:寝つきが悪い、途中で目が覚める、朝起きても疲れが取れない。
  • 情緒不安定:突然泣きたくなったり、気分が沈むことが多い。

外的要因が関係する症状

  • 天気や気温の変化に敏感:季節の変わり目や気圧変化で体調が悪化する。
  • 食後や入浴後に体調が悪化:血流が急激に変化するタイミングで不調を感じやすい。
  • 朝起きたときに調子が悪い:朝起きづらい、午前中は集中できないことが多い。

不調は氷山の一角

今現れている不調は表面的なもので、水面下の大きなバランスの乱れの表れといえます。
漢方では不調に紐づいている原因を見極め不調が起こりにくい体質へと整えます。

一陽館薬局では、25年にわたりお客さまのお悩みに寄り添い信頼関係を築いてまいりました。
自律神経不調は、生活に密着したトラブルであり、不調の原因を見つけていくことも重要でストレスが関係することも多いため個別にていねいにお話をうかがうことが大切だと考えております。
予約制にてお時間を確保してじっくりとご相談を承ります。

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漢方で免疫力を高めて体質強化しませんか

新型コロナウイルス感染症といわれたcovid-19の大流行をきっかけに、健康への意識が変わったかたも多いのではないでしょうか。
さまざまなウイルスや細菌による感染症にはマスクも手洗いも予防には効果的ですが、体そのものの抵抗力が落ちた状態では感染しやすく回復にも時間がかかってしまいます。
一陽館薬局では、漢方で自然治癒力を高めるとともに、加齢や疲労やストレスなど免疫機能を弱らせる要因もしっかりケアして、元気を取り戻されるようサポートします。
コロナ感染後の体調不良や未病のご相談も承ります。
特に慢性疾患をお持ちの方、ご高齢、お子さま、虚弱体質の方にもお一人おひとりに合った処方をご提案することが可能です。

易感染状態(いかんせんじょうたい)とは

免疫機能が低下し、細菌やウイルス、真菌(カビ)などの感染症にかかりやすくなった状態を指します。

主な原因

病気によるもの

自己免疫疾患
慢性疾患:糖尿病、がん、腎不全など

身体的な問題によるもの

加齢による機能低下
栄養不良:ビタミンやミネラル不足など
ストレスや過労:自律神経の乱れによる影響

治療薬によるもの

薬剤の影響:ステロイド、抗がん剤、免疫抑制剤など

五臓六腑の働きとバランスを整える

五臓(肝・心・脾・肺・腎)にはそれぞれ免疫機能に影響を与える役割があり、バランスを整えることで、病気への抵抗力を高めることができます。

  • :気の流れを調節し、免疫力低下の要因となるストレスを軽減する。
  • :血の巡りを整え、精神安定を保つことで免疫バランスを維持する。
  • :消化吸収を担い、気血の生成を助けることで免疫機能を補う。
  • :外邪(風邪・ウイルス)の侵入を防ぐバリア機能を担う。
  • :生命維持にかかわる長期的な免疫力を支える。

一陽館薬局では、西洋医学の治療では対象外となる心身の不調も漢方的な視点から整え、腸管免疫、骨髄免疫・胸腺免疫にかかわる部分に対し、五臓六腑の観点からアプローチを行い良好な実績を上げています。
急性症状から慢性症状までさまざまな免疫トラブルによる不調にもお応えしてまいります。
長引く不調もあきらめずに一度ご相談ください。

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漢方で生理のお悩み解決しませんか

生理やホルモンバランスの変化にともなう違和感を感じたことがまったくない、という方は少ないのではないでしょうか。
腹痛などの身体症状以外にも、イライラなど精神症状が決まった時期にあらわれたり、婦人科系疾患が見つかったり、生理があることで起きる心身の不調を漢方では「血の道症」といいます。
初潮から更年期という約40年という期間を快適に過ごすにはその時々に応じて変化する女性ホルモンのバランスを整えることを念頭に置いた生活がポイントになります。
一陽館薬局では、快適な生理期間と安定した周期を目安に、ホルモンバランスの乱れが「気血水」のどこに影響を及ぼしているかを確認して漢方薬で改善します。
女性ならではの視点と適切な漢方処方で無理のない体質改善をおすすめします。

血の道症とは

① 月経関連
・・・漢方では「瘀血」「気滞」の改善で対処します。

  • 月経前症候群(PMS):月経前のホルモン変動による症状
    症状:イライラ、抑うつ、頭痛、むくみ、乳房の張り、疲労感
  • 月経困難症:月経時の強い腹痛や不快感
    症状:下腹部痛、腰痛、吐き気、下痢、めまい
  • 機能性月経過多・月経不順:月経周期の乱れや経血量の異常
    症状:過度の経血、貧血、疲労感

② 妊娠・出産関連
・・・漢方では「血虚」「気虚」を補うことで対処します。

  • 産後うつ:出産後のホルモン変動と育児ストレスによる精神的な不調
    症状:抑うつ、不安、涙もろさ、無気力、睡眠障害
  • 産後体調不良(産後の冷えや倦怠感):出産後の血の流れの乱れによる不調
    症状:倦怠感、冷え、めまい、頭痛、関節痛

③ 更年期関連
・・・漢方では「瘀血」「気滞」「腎虚」を整えます。

  • 更年期障害:閉経前後のホルモン減少による自律神経の乱れ
    症状:のぼせ、ほてり(ホットフラッシュ)、発汗、動悸、イライラ、不眠
  • 自律神経失調症:ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れ
    症状:めまい、頭痛、動悸、胃腸不調、冷えやのぼせ

④ 精神的・神経系の疾患
・・・漢方では「気滞」を中心に処方を組み立てます。

  • ヒステリー(転換性障害):精神的ストレスが身体症状として現れる
    症状:感情の起伏が激しい、けいれん、意識障害、不随意運動
  • パニック障害:急激な不安発作が起こる
    症状:動悸、息苦しさ、発汗、強い不安感
  • うつ病・不安障害:ホルモンの影響やストレスによる気分障害
    症状:気分の落ち込み、無気力、不眠、不安感

⑤ 婦人科系疾患
・・・漢方では「瘀血」の改善と継続的な体質改善をおすすめします。

  • 子宮内膜症
  • 子宮筋腫

婦人科系疾患は、心と体のつながりを基本とする漢方治療が歴史的にも得意とする分野です。
なかなか他人と比べる機会がなく、ご自身の生理が普通だと思い込んでいる方や、体質だからとあきらめている方もおられますが、日常生活に支障を及ぼすほどの不調をともなう状態はどこかに問題があると考えられます。
最近は、低用量ピルや軽い安定剤など、手軽に利用できる薬も見受けられますが、長く付き合うものだからこそきちんと整えお体を大切にしていただきたいと願っています。

一陽館薬局では25年にわたり、多くの女性の心身のお悩みを解決してまいりました。全世代の女性が快適な毎日を送れるようサポートしています。
我慢を繰り返していたり不安を抱えてお過ごしの方は、ぜひご相談いただき漢方で今まで抱えてきた不安を克服してみませんか。

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