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舌でみる あなたの体質は? ~陰虚タイプ~
2025年11月17日

◆ 陰虚(いんきょ)とは
陰虚とは、体の中の“陰(いん)=うるおい・冷ます力”が不足している状態を指します。
陰は体をしっとり保ち、熱を鎮め、内臓や脳、肌を養う基礎となる存在です。
この陰が足りなくなると、体を冷ます力が弱くなり、ほてり・のどの渇き・乾燥・寝汗などの「熱感」が現れます。
年齢による消耗、慢性的なストレス、長時間の思考・忙しさ、夜更かし、乾燥した環境などで陰は減りやすく、舌には赤みや少ない苔が見られます。
女性では加齢・月経・妊娠・授乳で陰が消耗しやすく、陰虚に傾きやすい傾向があります。
◆ どんな体質?
「体のうるおいが不足して、熱を鎮める力が弱い」タイプです。
乾燥・ほてり・のどの渇き・不眠など、潤い不足がさまざまな不調に影響します。
◆ よく見られる症状の特徴
・体がほてる、手足が熱い
・のどが渇く、夜間の口渇が強い
・寝汗をかく、暑くて眠れない
・皮膚や髪が乾燥しやすい
・目が乾く、視界がかすむ
・便がコロコロして硬い
・イライラしやすい、落ち着かない
・月経量が少ない、周期が早まる
・唇や舌が赤みを帯びている
◆ 陰虚体質チェックリスト
当てはまる項目が多いほど、「陰虚傾向」が強いと考えられます。
□ 体がほてりやすい
□ 夕方になると特に暑く感じる
□ 寝汗をかきやすい
□ 口がよく渇く、冷たい物を飲みたくなる
□ 肌・髪・目が乾燥しやすい
□ 不眠または眠りが浅い
□ 便が硬く、出にくい
□ イライラしやすい
□ 月経量が少ない
□ 舌が赤く、苔が少ない
◆ 陰虚体質の生活習慣アドバイス
陰虚の改善には、「陰を補う」「熱をこもらせない」生活が大切です。
◎ 睡眠をしっかりとる
陰虚の改善には、「陰を補う」「熱をこもらせない」生活が大切です。
◎ 冷ます力を保つ
激しい運動・過度のサウナ・長時間の熱いお風呂は陰を消耗しやすく、ほてりを悪化させます。
◎ こまめな水分補給
ただし冷たい飲料のがぶ飲みは逆効果。
常温の水や温かいお茶を少量ずつとるようにしましょう。
◎ ストレスをためない
緊張や焦りは陰を消耗しやすく、ほてりが強くなります。
呼吸を整え、ゆるめる時間をつくりましょう。
◆ 食事や生活で気をつけること
陰虚体質の人は、「うるおす」「体をほてらせない」食材を意識的にとりましょう。
◎ おすすめ食材
白きくらげ・梨・ぶどう
豆腐・湯葉・豆乳
ほうれん草・トマト・きゅうり
卵・貝類(しじみ・あさり)
はちみつ・くこの実
✕ 注意したい食材・習慣
辛い物・揚げ物
コーヒー・アルコール
激しい運動や長時間のサウナ
夜更かし・過労
乾燥の強い環境
◎ プラスαの養生
軽いストレッチや深呼吸など、ゆるめる習慣が陰を保ちます。
加湿器やこまめな保湿で外からの乾燥対策をすることも大切です。
◆ まとめ
陰虚は、体のうるおいが不足し、熱を鎮める力が弱くなる体質です。
赤みのある舌や乾燥・ほてり・寝汗などが続く場合は、陰虚の表れと考えられます。
陰が満ちてくると、体のほてりが落ち着き、肌や髪にうるおいが戻り、気持ちも安定してきます。
体質に合った漢方と生活養生で、少しずつ“陰を養う”習慣を積み重ねていきましょう。
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