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舌でみる あなたの体質は? ~痰湿タイプ~

2025年11月17日

◆ 痰湿(たんしつ)
痰湿とは、体の中に“痰(たん)=粘りのある老廃物”と“湿(しめり)=余分な水分”がたまった状態を指します。
本来、痰は病理的な産物で、体に不要なものですが、体内に増えると、むくみ・重だるさ・体重増加・胸のつかえ・消化不良など、多くの不快な症状を引き起こします。
過食・甘い物や脂質の多い食事、運動不足、ストレス、冷たい物の摂りすぎなどが原因となり、舌には白い厚い苔やべたつきが現れやすくなります。
体質的に胃腸が弱い人、湿気に弱い人は特に痰湿となりやすい傾向があります。

 

◆ どんな体質?
「水分代謝がうまくいかず、余分な水と老廃物がたまりやすい」タイプです。
体が重く、すっきりしない状態が続きやすく、気分や集中力にも影響します。

 

◆ よく見られる症状の特徴
・体が重だるい、疲れが抜けない
・手足や顔がむくみやすい
・体重が増えやすい、痩せにくい
・胸がつかえる、息苦しい
・胃もたれ、食後の眠気
・吐き気、げっぷが多い
・痰が多い、のどがつまる感じ
・頭が重く、集中力が落ちる
・口の中がねばねばする

 

◆ 痰湿体質チェックリスト
当てはまる項目が多いほど、「痰湿傾向」が強いと考えられます。
□ 体が重くて動きたくない
□ むくみやすい、体がだるい
□ 脂っこい物・甘い物が好き
□ 食後に強い眠気がくる
□ 胃がもたれる、げっぷが多い
□ のどに何かつまったような感じ
□ 痰がからみやすい
□ 頭がぼーっとする
□ 舌苔が白く厚く、べたつく
□ 天気が悪いと調子を崩しやすい

 

◆ 痰湿体質の生活習慣アドバイス
痰湿の改善には、「湿をさばく」「痰をためない」生活が大切です。

◎ 食生活を整える
 脂っこい物・甘い飲み物・加工食品は痰湿を悪化させます。
 冷たい飲食は胃腸を弱らせ、痰湿の生成を助長するため控えめにしましょう。

◎ 適度に汗をかく
 散歩・ヨガなどの軽運動で体を温め、代謝を促すと痰湿を解消しやすくなります。

◎ ストレスをためない
 ストレスで気が滞ると、体内の水分がさばけず痰湿が増えます。
 深呼吸や軽いストレッチで気の流れを保ちましょう。

◎ 早めに寝る
 遅い時間の食事は痰湿の原因。胃腸を休ませることで改善が進みます。

 

◆ 食事や生活で気をつけること
 痰湿体質の人は、「水はけをよくする」「余分な湿を取る」食材を意識しましょう。

◎ おすすめ食材
 はとむぎ・大根・冬瓜
 生姜・ねぎ
 緑豆・豆類
 白身魚・あさり・しじみ
 海藻類(わかめ・昆布)

✕ 注意したい食材・習慣
 揚げ物・スイーツ・菓子パン
 乳製品・冷たい飲み物
 アルコール(特にビール)
 暴食・夜食
 運動不足・長時間同じ姿勢

◎ プラスαの養生
入浴や足湯で体を温めると水分代謝が整い、痰湿を解消しやすくなります。
特に天気の悪い日は、体の冷えと食べ過ぎに注意しましょう。

 

◆ まとめ
痰湿は、余分な水分と老廃物が体に滞り、むくみ・重だるさ・胃もたれ・痰などを引き起こす体質です。
舌苔が厚い・体が重い・食後の眠気が強い場合は痰湿の表れと考えられます。
痰湿がとれると、体が軽くなり、気分もクリアになっていきます。
体質に合った漢方と生活養生で、“余分な湿と痰をためない体”を少しずつ積み重ねていきましょう。

 

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