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生理不順・ニキビ・不妊…その不調、「多嚢胞性卵巣症候群」かもしれません
2026年4月10日

「生理が来ない月がある」
「妊娠しにくいと言われた」
「ニキビや体重増加がずっと続いている」
こうした症状がいくつか重なっている場合、婦人科で「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」と診断されるケースがあります。
聞き慣れない名前ですが、実は女性に比較的多く見られる状態です。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?
卵巣の中では毎月、いくつかの卵胞(卵が入った袋)が育ち、そのうちのひとつが排卵されます。PCOSでは、この卵胞が育ちきれずに排卵できない状態が続き、小さな嚢胞(袋)が卵巣の中にたくさん溜まってしまいます。
その結果、ホルモンバランスが乱れ、さまざまな不調が体に現れてきます。
≪ こんな症状に心当たりはありませんか? ≫
– 月経不順・月経が来ない・周期がバラバラ
– 不妊・妊娠しにくい
– ニキビ・肌荒れが繰り返す
– 体毛が濃くなった・体重が増えやすい
– 体が重だるい・疲れやすい
– むくみやすい・冷えやすい
– おりものが多い・気になる
– イライラしやすい・気分が落ち込みやすい
これらの症状はすべてPCOSと関連している可能性があります。
「なんとなく不調が続いている」という方も、一度ご自身の体と向き合ってみませんか。
東洋医学では、PCOSを引き起こす背景として「湿熱(しつねつ)」という体質が深く関わっていると考えます。
「湿(しつ)」とは、体の中に余分な水分や老廃物が溜まった状態のこと。
「熱(ねつ)」とは、その湿が長く停滞することで生まれる、じわじわとした炎症や熱感のことです。
この「湿」と「熱」が組み合わさると、気血(エネルギーと血液)の巡りが滞り、卵巣のはたらきにも影響を及ぼします。卵胞が育つための栄養やエネルギーが届きにくくなり、排卵がうまく起きなくなる。
これが漢方的なPCOSの見立てです。
脂っこい食事や甘いもの・アルコールの摂りすぎ、運動不足、慢性的なストレスは、いずれも「湿熱」を生み出しやすい原因です。現代の生活習慣がPCOSと関係しているという現代医学の考え方とも、自然と重なります。
漢方の考え方は、症状を一時的に抑えるのではなく、不調が起きやすい体質そのものを変えていくことにあります。
PCOSに対しても、「湿熱を取り除き、気血の巡りを整える」ことを軸に、お一人おひとりの体質に合った処方をお選びします。
同じPCOSでも、冷えが強い方・熱がこもりやすい方・ストレスが主な原因の方など、体質によってアプローチは異なります。
漢方は続けることで体質が少しずつ変わり、月経周期が整ったり、肌の調子が改善したり、妊娠しやすい体に近づいたりと、体全体のバランスが整っていく実感を持たれる方が多いです。
「自分がPCOSかどうかわからない」「湿熱体質に当てはまるか診てほしい」「婦人科と並行して漢方も試してみたい」どんなきっかけでも大丈夫です。
一陽館薬局では、お一人おひとりの体質や症状を丁寧にお聞きした上で、最適な漢方をご提案しています。女性特有のお悩みについて、安心してご相談ください。
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