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春になると「息がしづらい」

2026年3月21日

あたたかい風が吹くこの季節。なんとなく気持ちが落ち着かない、胸がふさいだような感じがする、という方は少なくありません。

なかでも、「なんとなく息が浅い」「深呼吸しても胸がいっぱいにならない」「最近ため息が増えた気がする」
——そんな感覚を覚えたことはありませんか?

検査をしても異常がない。ぜんそくでもない。でも、確かに呼吸が苦しい。そういったお悩みを持って、春になるとご来店くださる方が増えます。
「どこに相談すればいいかわからなくて」とおっしゃる方も多く、まずはお話をうかがうだけでも、と訪ねてくださる方もいらっしゃいます。

 

~春の「息苦しさ」に漢方が注目する理由~

東洋医学では、春は「肝(かん)」の季節とされています。

肝は、感情の調節や体内のエネルギーの巡りを担う器官です。春になると肝の働きが活発になりすぎることで、気持ちが揺れやすくなったり、イライラしたり、反対に気分が落ち込んだりしやすくなります。そしてその影響が、胸やのどのあたりに「詰まり感」「息苦しさ」として現れることがあります。

進学・就職・異動など、環境の変化が重なりやすい春は、自分では気づかないうちに心も体も緊張し続けていることが少なくありません。息苦しさはその積み重ねが体に出てきたものかもしれないのです。

 

漢方では、同じ「息がしづらい」でも、体質や状態によってアプローチが異なります。

✔ のどにつかえる感じ+胸の詰まり感がある方
→ ストレスや感情の抑圧が続き、体のエネルギーの流れが滞っているタイプ。のどに何かひっかかるような感覚(梅核気とも呼ばれます)を伴うことも多いです。

✔ 疲れやすく、動くと息切れしやすい方
→ 体を動かすためのエネルギー自体が不足しているタイプ。食欲がわかない、声が出にくいといった症状を伴うこともあります。

✔ 不安感・動悸とともに息苦しくなる方
→ 眠れない・目が覚めやすいといった症状とセットで現れやすく、春の変化に敏感に反応しやすいタイプです。

「どれかあてはまるかも」と感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

漢方薬の処方は、症状の名前だけで決まるものではありません。体質・体の状態・生活習慣・感情の傾向まで含めて、その方全体を見てお選びします。そのため、同じ「息がしづらい」というお悩みでも、お一人おひとりに合った処方は異なります。

あなたが感じているその苦しさを、お一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。

ご来店・ご相談は、お電話またはLINEから承っております。

 

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