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内臓にも「体内時計」がある?
2026年7月12日

「夜更かしが続くと体調を崩しやすい」
「同じ時間になるとお腹が空く」
「なぜか夜中に目が覚める」
このような経験はありませんか?
私たちの体には、睡眠やホルモン分泌を調整する体内時計があることが知られていますが、実は漢方にも古くから「内臓の体内時計」という考え方があります。
それを「子午流注(しごるちゅう)」と呼びます。
◎ 子午流注とは?
子午流注とは、一日の中でそれぞれの臓腑が活発に働く時間帯を示したものです。
漢方では、内臓は24時間同じように働いているのではなく、時間ごとに主役となる臓腑が入れ替わりながら体を支えていると考えます。
食べたものを消化したり、栄養を全身へ届けたり、不要なものを排出したり。
こうした働きがリレーのようにつながることで、私たちの健康は保たれているのです。
◎ 夜中に目が覚めるのはなぜ?
例えば、午前1時~3時は「肝」が活発になる時間帯とされています。
肝には、体の巡りを整えたり、日中の疲れを回復させたりする働きがあると考えられています。
この時間帯に目が覚めることが続く場合は、
・ストレスが多い
・疲労が蓄積している
・生活リズムが乱れている
といった影響が隠れていることもあります。
◎ 胃腸が働く時間もある
午前7時~11時頃は、「胃」や「脾」が活発になる時間帯です。
漢方では、この時間にしっかり食事を摂ることが、一日の活力につながると考えます。
反対に、夜遅い時間の食事は、本来休息に向かう内臓に負担をかけてしまうことがあります。
◎ 現代人は体内時計が乱れやすい
スマートフォンやパソコンの普及によって、私たちは夜でも明るい環境で過ごすことが増えました。
夜更かしや不規則な食事は、現代医学でいう体内時計だけでなく、漢方で考える子午流注のリズムにも影響すると考えられています。
最近では、
・朝から疲れている
・眠ってもスッキリしない
・胃腸の調子が安定しない
・夕方になるとぐったりする
といったお悩みを抱える方も少なくありません。
もしかすると、体からの “休みたい” という声を見逃しているのかもしれませんね。
漢方では、不調の原因を症状だけで判断するのではなく、
「いつ症状が出るのか」
「どの時間帯に調子が悪くなるのか」
といったことも大切な判断材料になります。
体には本来、自ら整おうとする力があります。
その力を十分に発揮するためにも、内臓のリズムに合わせた生活を意識することは、とても大切です。
一陽館薬局では、お悩みの症状だけでなく、生活リズムや睡眠、食事の時間なども含めてお話を伺いながら、その方に合った漢方をご提案しています。
最近なんとなく調子が優れないという方は、体のリズムに目を向けてみませんか。
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