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頑張っているのに頭が働かない——それ、「脳疲労」かもしれません

2026年5月15日

十分に寝たはずなのに、頭がぼんやりする。集中しようとしても、思考がまとまらない。以前ならすぐにできていたことに、妙に時間がかかる‥。
そんな「なんとなく頭が働かない」状態が続いていませんか?

休んでも回復しない疲労感、これがいわゆる「脳疲労」です。
忙しい現代人に広く見られる状態ですが、漢方の視点からは、その背景にある体質的な原因まで掘り下げてアプローチすることができます。

漢方では、脳を含む全身の器官は「血(けつ)」によって養われていると考えます。
この「血」は、西洋医学でいう血液と似た概念ですが、それだけにとどまらず、全身の組織や臓器に栄養を届け、精神活動や思考力を支えるものとして捉えられています。
血が十分に巡っていれば、脳はクリアに働き、感情も安定します。しかし、血が不足したり巡りが悪くなると、脳への栄養供給が滞り、思考力・記憶力・集中力の低下として現れやすくなるのです。

 

≪こんな症状、思い当たりませんか?≫
血の不足による脳疲労には、次のような特徴が見られることが多いです。

✔ 考えがまとまらず、判断力が落ちた気がする
✔ 目が疲れやすく、視界がかすむことがある
✔ 夜なかなか寝つけない、または眠りが浅い
✔ 気持ちが不安定で、些細なことで落ち込みやすい
✔ 顔色が優れない、爪が割れやすい、髪がぱさつく

これらは一見バラバラに見えますが、漢方では血が不足したときに体全体に現れやすい状態として、ひとつながりに捉えます。
特定の症状だけを取り上げるのではなく、体全体のつながりから原因を読み解くのが漢方の考え方です。

 

≪そもそも、なぜ「血」が不足するのか≫
血の不足は、次のような生活習慣や体質と関係していることが多いです。
食事の偏り・胃腸の弱さ 血は飲食物を消化・吸収することでつくられます。食事が不規則だったり、胃腸の働きが弱かったりすると、血をつくる力自体が低下します。

過労・睡眠不足 考えることや目を使うことは、漢方では血を消耗する行為とされています。デスクワークや夜更かしが続く現代の生活習慣は、慢性的な血不足を招きやすい環境ともいえます。
もともとの体質 生まれつき血をつくる力が弱い方や、月経のある方は血が不足しやすい傾向にあります。

血の不足からくる脳疲労に対して、漢方では血を補い、巡らせる処方を中心にアプローチします。代表的なものとして、「四物湯(しもつとう)」や「加味帰脾湯(かみきひとう)」などがありますが、大切なのは処方の名前よりもその方の体質・状態に合わせて選ぶことです。

 

「なんとなくずっと疲れている」
「頭が重い日が続いている」

そんな状態を漠然と抱えている方こそ、一度漢方の視点から体を見直してみることをおすすめします。

お一人おひとりのお体の状態をうかがいながら、丁寧にご提案いたします。まずはお気軽にご来店・ご相談ください。

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