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“足が熱い” これって不健康なの?
2026年4月19日

「布団に入っても足がほてって眠れない」
「足を布団の外に出してしまう」
「夜中に目が覚めて、体が熱っぽい」
こうした経験がある方、意外と多いのではないでしょうか。冷え性とは真逆のように見えますが、実はこの「足のほてり」、体が弱っているかもしれません。
熱いのだから元気そう、と思われがちですが、これは体の中の「潤い不足」が引き起こす”ほてり”です。
健康な状態では、体の熱(陽)と潤い(陰)がバランスよく保たれています。ところが、潤いが不足すると熱を抑えきれなくなり、余った熱が手足や体の表面にあふれ出てきます。これが「足が熱い」「ほてる」という状態の正体です。
東洋医学では、この状態を「陰虚(いんきょ)」と呼びます。
「陰(いん)」とは、体を冷やし潤す力のこと。血液・体液・ホルモンなど、体に必要な水分や栄養のことをいい、この「陰」が不足した状態が「陰虚」です。
陰虚になると、体内の熱のバランスが崩れ、とくに夕方から夜にかけて症状が強く出るのが特徴です。眠ろうとするとほてりが気になる、という方が多いのはこのためです。
陰虚体質のサイン、当てはまりますか?
– 足の裏・手のひらがほてる(特に夜)
– 寝るときに足を布団から出してしまう
– 寝汗をかきやすい
– 口やのどが乾燥しやすい
– 夕方から夜にかけて体がほてる・のぼせる
– 気力・体力が低下しやすい、疲れやすい
– 肌や髪が乾燥しやすい
– 便秘がちである
いくつか当てはまる方は、陰虚体質の可能性があります。
「陰虚」になる理由として、加齢・過労・睡眠不足・慢性的なストレス・辛い食べ物や刺激物の摂りすぎなどが、体の潤いを消耗させる主な原因です。
更年期前後の女性や、忙しく働く方に特に多く見られる体質です。
漢方では、陰虚体質に対して「体の潤いを補いながら、余分な熱を穏やかに鎮める」ことを基本に考えます。
不眠・ほてり・のぼせ・乾燥といった症状は、すべてつながった体質であり、症状ひとつひとつを個別に対処するのではなく、潤い不足という根本から整えていくのが漢方の特徴です。
ただし、同じ「足がほてる」でも、冷えとほてりが混在している方・ストレスが主な原因の方・加齢による消耗が大きい方など、体質によってアプローチは異なります。自己判断せず、ぜひご相談ください。
「足のほてりで何年も悩んでいる」
「睡眠薬に頼りたくない」
「更年期との関係が気になる」
どんなきっかけでも構いません。
一陽館薬局では、お一人おひとりの体質や症状を丁寧にお聞きした上で、最適な漢方をご提案しています。眠れない夜が続いているなら、ぜひ一度ご相談ください。
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