ブログ
「夢」とこころと体の関係
2026年3月27日

普段、何気なく見ている「夢」。
実は漢方では、夢の内容もこころと体の状態を映し出すものと考えられています。
「最近、変な夢をよく見る」
「眠っているのに、なんだか疲れが取れない」
春先になると、このようなお声をいただくことが増えてきます。
漢方では夢も、こころと体の状態を映し出すもののひとつと考えます。
特に春は、季節の変化により心身が揺らぎやすく、その影響が眠りや夢に現れやすい時期です。
春に多い夢の一例として、
《追いかけられる夢》
緊張が続き、気持ちに余裕がなくなっている状態です。
→春は環境の変化が多く、無意識のうちにストレスを抱えやすい季節。
気持ちが休まりにくいと、このような夢を見ることがあります。
《空を飛ぶ夢》
体の上のほうに働きが偏りやすく、バランスが崩れている状態です。
→のぼせを感じたり、反対に足元が冷えやすい、むくみやすいといった傾向がある方に見られることがあります。
《イライラする・感情が高ぶる夢》
体の巡りを調整する「肝(かん)」の働きが乱れやすい状態です。
→肝は、気持ちのコントロールや自律神経の安定にも関わっています。
春はこの働きが影響を受けやすく、怒りっぽさや不安定さが夢に現れることがあります。
《人にものをあげる夢》
体や気持ちが“満ちている”状態です。
→食べ過ぎが続いている場合だけでなく、気持ちの面でも抱え込みやすく、それを外に出したいという状態が反映されていることもあります。
《眠りが浅く、夢ばかり見る》
心身の緊張が抜けきらず、深く休めていない状態です。
→寝つきは悪くないのに、何度も目が覚める、夢ばかり見ていると感じる場合は、体が十分に回復できていない可能性があります。
これらの夢に共通しているのは、体の巡りがスムーズでない状態です。
春は、冬の間に内にこもっていたものが外へと動き出し、小さな変化が積み重なりやすい季節です。
眠りや夢に違和感があるときは、体のバランスが乱れている可能性もあります。
漢方では、こうした状態に対して
・高ぶりをやわらげる
・巡りを整える
・緊張をほどく
といった方向から体を見ていきます。
単に「夢をよく見る」と捉えるのではなく、
その背景にある体の状態を整えることで、自然と眠りが深くなっていくことも少なくありません。
一陽館薬局では、睡眠の質や日々の状態を丁寧にお伺いしながら、体質に合わせたご提案を行っています。
「なんとなく気になる」をそのままにせず、ぜひ一度ご相談ください。
営業時間 10:00~18:00
定休日 木・日・祝
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-


