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風邪をひきやすくてお困りの方へ
2026年1月19日

「毎月のようにかぜをひいてしまう」
「家族がひくと、必ずうつってしまう…」
実はこのようなお悩み、よくお伺いしています。
手洗いやうがい、換気、湿度管理まで気をつけているのに、それでも体調を崩してしまうと、気持ちまで落ち込んでしまいますよね。
そのたびに病院へ行き、お薬を飲む生活をくり返すことに疲れてしまった、というお声もよく耳にします。
かぜは、ウイルスや細菌が体内に入り、鼻やのど、気管支などに炎症を起こすことで発症します。
日常生活の中で完全に防ぐのは難しいものですが、「ひく頻度が多い」「うつりやすい」と感じる場合は、外からの刺激に負けにくい体づくりを意識することも大切です。
漢方では、体の免疫力・防衛力を高めることと同時に、
体に悪影響を与えるもの=「邪気(じゃき)」を取り除くことを重視します。
邪気には、
🔸花粉やウイルス、寒さや湿気などの外邪(がいじゃ)
🔹血行不良やむくみ、体質などの内邪(ないじゃ)
があると考えられています。
皮膚や鼻、気管支などの粘膜を守り、外からの刺激を防ぐ働きを「衛気」といいます。
衛気は、体の表面にバリアを張り、病気になる前に防いでくれる存在です。
この衛気が不足した状態を「衛気虚(えききょ)」といい、
・かぜをひきやすい
・疲れやすい
・呼吸器の不調が出やすい
・季節の変わり目や気温差に弱い
といった症状が現れやすくなります。
不規則な生活、食生活の乱れ、運動不足、環境の変化なども影響します。
① まずは抵抗力を高めましょう
日常生活では、次のようなことを意識してみてください。
・軽い運動を取り入れる
・気温に合わせて衣類を調節する
・夜更かしや過労を控える
・暴飲暴食・偏食を避ける
食事は、緑黄色野菜、きのこ類、香味野菜、果物、たんぱく質をバランスよく取り入れるのがおすすめです。
② 症状に合わせた内側からの対策も大切
ひと口に「かぜ」といっても、症状によって原因となる邪気は異なります。
風寒タイプ
冷え、悪寒、透明な鼻水、鼻づまり
→ 温めることがポイント
風熱タイプ
発熱、のどの痛み、目の充血、粘りのある鼻水
→ 水分補給をしっかりして熱をさます
風湿タイプ
鼻水が多い、頭が重い、むくみ、食欲不振
→ 水分の摂りすぎに注意し、胃腸を整える
風燥タイプ
空咳、のどの渇き、皮膚の乾燥、便秘
→ 潤いを補い、適度な水分補給を心がける
症状に合った対処をすることで、回復もスムーズになります。
*女性は「血」のケアも大切に*
女性は、月経や出産などによって、衛気を支えるために必要な「血」が不足しやすい傾向があります。
その結果、体力が消耗しやすく、かぜをひきやすくなったり、治りにくくなることも。
皮膚や髪の乾燥、抜け毛、若白髪、動悸、不眠、不安感、便秘なども、漢方では「血不足」のサインと考えます。
日頃から血を養うケアや漢方薬を取り入れるのも一つの方法です。
「なぜ、かぜをひきやすいのか」を見直してみましょう。
「かぜをひいたから、かぜ薬」だけで終わらせず、なぜひきやすくなっているのかを体全体のバランスから見てみると、ご自身の体質や抵抗力の変化に気づくきっかけになるかもしれません。
無理を重ねず、体の声にやさしく耳を傾けていきましょう。
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