” マスクシンドローム “
外出時のマスクの着用に、もう慣れたとはいえ、やはり憂鬱…なんて人も多いのではないでしょうか。
ある調査によると、3人に1人がマスク着用による体の不調を感じているそうです。
そして、約半数の人がマスク着用時の健康リスクを理解されていないことがわかったようです。
マスク着用時に起こる様々な症状を及ぼすリスク「マスクシンドローム」。
「マスクシンドローム」とは、マスク着用によって引き起こされる症状のこと。
肌荒れや口臭など自覚しやすいものから、集中力の低下やうつ病など意識することが難しいものまで、様々な症状を総称。
また、いまの子供は、これまでの子供に比べて、マスクの着用時間が長いため、何も対策をせずにマスク生活を続けてしまうと、「歯並びの悪化」や「表情筋の衰え」などが原因で、子どもの将来の”見た目”にも大きく影響をする可能性があります。
マスク習慣による「集中力の低下」や「喉の乾燥」といった体の変化に対して、有効的だと言われているのが「噛むこと」です。
咀嚼による集中力の改善や、持続的な唾液分泌作用がガムを使った試験結果で報告されており、マスク生活において、セルフケアの一つとして「噛むこと」が推奨されています。
マスク着用が習慣化したことで、自分で実感している変化について尋ねてみると、
「マスクの着用時の自分の表情を気にしなくなった」と表情に対する意識が低下した人が多く見られました。
マスクをして話をすると、顔の大部分が隠れているので、あまり表情を表に出さずに会話をしがちです。
同じように話をしていても、マスクをしていないときに比べ、顔の表情、表情筋の活動量は、半分から1/4にまで落ち込むというデータがでているそうです。
表情筋を使わないとどんどん衰えてしまい、それが顔のたるみや老化につながってしまうのです。
マスク着用での話は、つい無表情のまま会話してしまいがちですが、
口元を”キュッ”と上げる、頬骨が上がる、目が細くなる。を意識して、まず形から、口元を動かしながら、自分らしい素敵な笑顔を身に着けましょう。
笑顔をふだんから意識することで、表情が明るくなる。感情も伝わりやすくなります!
いろいろな効果をもたらせてくれるのでマスクの下、ぜひ、笑顔を心がけましょう。