アイフレイルってご存じですか?

アイフレイルとは、「目のフレイル(虚弱)」のことをいい、加齢によって目の機能が衰え、見えづらくなる状態を指します。
放っておくと視力低下や目の病気につながるため、早めのケアが大切です。
アイフレイルの主な症状
✅ 視力の低下(かすみ目、ぼやける、遠くが見えにくい)
✅ 目の疲れやすさ(長時間の読書やスマホ使用後に目がショボショボする)
✅ ドライアイ(目の乾燥、ゴロゴロ感、まばたきの減少)
✅ 光がまぶしい(夜間の運転がつらい、逆光で見えづらい)
✅ ピント調節の衰え(遠くから近くに視線を移すとボヤける)
これらの症状は、放置すると白内障や緑内障などの疾患リスクが高まります。
漢方では、「目の健康=肝(かん)の健康」と考えます。特に「肝腎同源(かんじんどうげん)」という概念があり、肝(血を蓄える)と腎(水を蓄える)が協力して目を養っています。
漢方では、「肝は血を蓄え、目に栄養を送る」と考えます。肝の血(肝血)が不足すると、目が乾燥したり、かすんだりします。
→ 主な原因:加齢、貧血、睡眠不足、過労、ストレス
2. 腎精不足(じんせいぶそく) – 「腎」の衰えは目の老化を加速
腎は「精(生命エネルギー)」を蓄える臓器で、目の機能にも深く関わります。腎が弱ると、視力の低下や目の老化が進みます。
→ 主な原因:加齢、過労、冷え、不規則な生活
3. 瘀血(おけつ) – 血流が悪いと目に酸素・栄養が届かない
血の巡りが悪くなると、目の毛細血管が詰まりやすくなり、視界がぼやけたり、目の奥が痛くなったりします。
→ 主な原因:運動不足、ストレス、高脂血症
つまり、肝血(かんけつ)や腎精(じんせい)が不足すると、目がかすんだり、疲れやすくなったりするのです。
◎◎ おすすめの漢方薬 ◎◎
杞菊地黄丸 → 目の疲れ、かすみ、乾燥に
八味地黄丸 → 加齢による視力低下や腎の衰えに
桂枝茯苓丸 → 目の血流を改善し、くすみや充血を軽減
◎◎ 生活習慣で目を守る ◎◎
✅ 1時間に1回は目を休める(20分ごとに20秒、遠いところを見る)
✅ ブルーライトを避ける(スマホ・PCの使用時間を減らし、ブルーライトカット眼鏡を活用)
✅ 温めて血流を促す(蒸しタオルで目を温めると血流がUP)
✅ 睡眠をしっかりとる(最低6~7時間の睡眠が目の回復に重要)
目の衰えは「気づかないうちに進行」するので、早めの対策が鍵!食事・生活習慣・漢方で目の健康を守りましょう👀✨
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