髪は血の余り…?
髪は女性の命
髪は顔の額縁
女性は髪型ですべてが決まる
これは髪にまつわる昔からの名言です。
気がついたら、いつの間にか髪が薄くなっていた、抜け毛も多いなんてことありませんか?
漢方では髪のことを、血が全身に行き渡って余ったものと考えます。
血はもっと広い意味でとらえ、栄養分・潤いを与えるものとなります。
頭皮に栄養分が届かず、髪にも栄養がいかず、抜け毛が増える…
髪全体が細く、ハリがなくなって、ヘアスタイルが決まらない…
髪、薄いなぁ…
と感じたら「血虚(けっきょ)」になっているかもしれません。
※血虚とは、血が足りず栄養が行き渡らないこと
また、髪が抜けやすいのは「腎虚(じんきょ)」の状態とみなします。
腎はやる気や元気の「気」生命エネルギーをためておくところです。
※腎虚とは、そのエネルギーが低下し、全身に気が廻らなくなること
「髪は腎の華」ともいわれ、腎の働きと密接な関係があります。
腎が不足すると、髪だけでなく、
骨粗しょう症や聴力の低下、足腰が弱るなどの症状が出てきやすいそうです。
健康面でも、美容面でも腎を補っていくことが大切ですね。