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寝る前のスマホ操作による悪影響

寝る前についスマホを触る生活をしていませんか…?

スマホの画面からは「ブルーライト(※)」が多く放出されており、これが睡眠の質に悪影響を及ぼす可能性があると考えられています。

【ブルーライトとは?】
可視光線(人の目に見える光)の中に含まれています。紫外線の次に波長の短い光で、目の奥まで届く非常にエネルギーの強い光です。
太陽光はもちろんのこと、LEDを使用したパソコンやテレビ、スマートフォンなどの液晶画面からもブルーライトが多く放出されています。

私たちが規則正しい睡眠と起床ができるのは「メラトニン(※)」というホルモンの働きが関係しています。
メラトニンは明るい光を浴びると分泌量が減り、暗い場所では分泌量が増加します。

【メラトニンとは?】
松果体(しょうかたい)と呼ばれる部分から分泌されるホルモンです。
体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠と切り替えて、自然な睡眠を誘う作用があり、「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。

つまり、寝る前にスマートフォンの画面を見ると、放出されるブルーライトによって脳が”昼間”だと間違った認識をし、メラトニンの分泌が抑制されるということです。
その結果、「なかなか寝付けない」「眠りが浅い」などの睡眠トラブルに繋がるリスクがあります。

睡眠は心身の疲労を回復するために重要な生理現象です。
睡眠の質が下がると、頭痛や疲れが取れない、集中力の欠如などを招く可能性があるため、睡眠の質を高めるためにも、就寝2時間前にはスマートフォン操作を控えましょう。

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