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秋の肌トラブル

朝晩の空気がひんやりとし、夏の暑さが落ち着いてきましたね。
これからは「肌がカサつく」「かゆみを感じる」「急に吹き出物が出る」など、秋は肌トラブルのご相談が増える季節です。

夏の紫外線や冷房によるダメージが残ったまま、空気が乾燥し始めることで、肌はとてもデリケートな状態になっています。

【秋の肌に起こりやすいトラブル】
 ・乾燥によるかゆみ、粉ふき
 ・顔や手のつっぱり感
 ・小じわ、くすみ
 ・赤みや湿疹、吹き出物
 ・肌のざらつき、ゴワつき

夏の疲れを引きずったまま迎える秋は、肌の潤いを生み出す力が乱れやすく、外からの乾燥だけでなく、体の内側からの“うるおい不足”も関係してきます。

秋の肌トラブルは、漢方では、秋は「燥(そう)」の季節と呼ばれ、空気が乾き、体内の水分や潤いも消耗しやすいと考えます。

秋の乾燥が影響しやすいのは、「肺(はい)」の働きです。
肺は呼吸とともに体表(皮膚)を守り、潤いを保つ役割を担っています。

そのため、肺が乾燥で弱ると、
 🔹 皮膚の乾燥やかゆみ
 🔹 咳や喉の不快感
 🔹 鼻や口の乾き
などのトラブルが同時に出やすくなるのです。

また、夏に冷たいものを摂りすぎて「脾(ひ)」の働きが弱っている方は、栄養や水分をうまく巡らせる力が低下し、肌のハリやツヤが失われがちになります。

つまり秋の肌荒れは、「外の乾燥」+「内の潤い不足」が重なって起こるのです。

こんなこと、当てはまりませんか?
 ✔ 肌の乾燥やかゆみが増えてきた
 ✔ 口や喉の乾きを感じる
 ✔ 肌がくすみやすく、ツヤがない
 ✔ 冷えやすくなり、血色が悪い
 ✔ 胃腸の不調や便秘がある
 ✔ 疲れやすく、眠りが浅い

これらはすべて、漢方でいう「潤い」「気血」のバランスの乱れが関係しているサインです。
外から保湿をするだけでなく、体の内側から“潤いを養う”ことを重視します。

漢方では、肌の状態は体の内側を映す鏡といわれます。
胃腸が弱ればくすみやすく、肝が滞れば吹き出物が出やすい。
そして肺が乾けば、肌がかさつきやすくなるのです。

スキンケアだけでは改善しにくい秋の肌トラブルこそ、体の内側を整えるチャンス。
乾燥の季節に備えて、早めのケアを始めましょう。
あなたの“本来の潤い”を取り戻す秋にしていきましょう。

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