春の腰痛

春になると腰が痛くなる…そんな経験はありませんか?これは「春腰痛」とも呼ばれ、季節の変化による体の不調が原因で起こります。
【春腰痛の漢方的な原因】
① 春は「肝」が活発になり、気の巡りが乱れる
春は、漢方でいう「肝(かん)」の季節。肝は気(エネルギー)の流れを調整する役割がありますが、春は気の動きが激しくなりやすく、ストレスや緊張で筋肉がこわばることがあります。これが腰の張りや痛みにつながります。
② 冷えと湿気が腰に悪影響を与える
春は暖かい日もありますが、朝晩は冷え込むことが多く、「寒邪(かんじゃ)」(冷え)や「湿邪(しつじゃ)」(湿気)が体に影響します。特に、腎(じん)の弱りがある人は冷えに敏感で、腰が痛くなりやすいです。
③ 「腎」のエネルギー不足(腎虚)が関係
腰は「腎」と深い関係があり、腎のエネルギー(腎精)が不足すると腰が弱くなると考えられています。特に加齢や過労で腎が弱っていると、春先の寒暖差で腰痛が悪化しやすくなります。
春腰痛を防ぐ漢方養生
◇ 食事でケア
▹▸ 肝の気を整える → シソ、春菊、レモン、ミント
▹▸ 腎を強くする → 黒ごま、山芋、くるみ、黒豆
▹▸ 血の巡りをよくする → 生姜、にんにく、玉ねぎ
◇ 食事でケア
▹▸ 肝の気を整える → シソ、春菊、レモン、ミント
▹▸ 腎を強くする → 黒ごま、山芋、くるみ、黒豆
▹▸ 血の巡りをよくする → 生姜、にんにく、玉ねぎ
◇ 生活習慣で春腰痛を防ぐ
▹▸ 朝晩の冷え対策(カイロや腹巻で腰を温める)
▹▸ ストレッチで気の巡りをよくする(軽い体操やヨガ)
▹▸ 深呼吸やツボ押しでリラックス(太衝・腎兪のツボを刺激)
春腰痛は、気の巡りの乱れ・冷え・腎の弱りが原因!
✓ ストレスをためない
✓ 温める・血流をよくする
✓ 腎を養う食事と漢方でケア
この3つを意識して、春も快適に過ごしましょう!
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